初心者でも安心!つみたてNISAの始め方完全ガイド【2025年最新版】

投資・株

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのりりぃです。

「将来のお金に不安はあるけど、何から始めたらいいかわからない…」
そんなときにぴったりなのが【つみたてNISA】です。

つみたてNISAは、少額からコツコツ投資ができて、得られた利益が非課税になる国の制度。資産運用をこれから始める方にとっては、まさに最初の一歩にふさわしい制度なんです。

でも、「投資って怖い」「証券口座って難しそう」「何を選べばいいの?」と感じる方も多いですよね。

この記事では、ファイナンシャルプランナーの私が、初心者の方にもわかりやすく、ステップごとに丁寧に解説します。

これを読めば、つみたてNISAを自分で始められるようになりますよ!

りりぃ@ファイナンシャルプランナー
りりぃ@ファイナンシャルプランナー

お金に関すること、節約、お得情報などを発信していますので、ぜひご参考・ご活用ください♪


つみたてNISAってなに?初心者向けにわかりやすく解説

つみたてNISAとは、「少額投資非課税制度」のひとつで、投資信託などの金融商品を購入した際に得られた利益が非課税になる制度です。

本来、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、つみたてNISAならこれがゼロ円

例えば、5年後に10万円の利益が出たとしても、本来は約2万円が税金として引かれるところが、全額まるごと自分のものになります。


一般NISAやiDeCoと何が違うの?

項目つみたてNISA一般NISAiDeCo
年間上限120万円240万円月額1.2万~6.8万円
投資対象投資信託(国が認めた銘柄のみ)株式・ETF・投信など幅広い投資信託・定期預金・保険など
非課税期間無期限(2024年以降)同上60歳まで運用
引き出し制限いつでも可いつでも可原則60歳まで不可
向いている人初心者・長期投資したい人株もやりたい人老後資金を貯めたい人

つみたてNISAは、「とりあえず投資を始めてみたい」「でもリスクはおさえたい」という方にぴったりなんです。

NISAのさらに詳しい概要とデメリットは下記の記事をご参考ください↓


つみたてNISAはどんな人におすすめ?

「自分には投資なんて関係ない」「資産運用ってお金持ちがやることでしょ?」
そんなふうに感じている方にこそ、つみたてNISAは強くおすすめしたい制度です。

ここでは、つみたてNISAがどんな人に向いているのかを、具体的にご紹介します。

1. 投資初心者で、資産運用に不安を感じている人

「投資ってリスクがあるんでしょう?」
そう思って躊躇している方は少なくありません。

つみたてNISAでは、金融庁が厳選した投資信託(ファンド)だけが対象
短期売買やハイリスクな銘柄は排除されており、「長期・分散・積立」に向いた、初心者にやさしい仕組みになっています。

投資信託1本で世界中の株式に投資できるファンドもあり、知識がなくても自然と分散投資ができる点が大きな魅力です。

2. 少額から投資を始めたい人

「毎月の生活に余裕はないけど、少しずつお金を増やしたい」
そんな方にもつみたてNISAはぴったり。

月100円から積み立て可能なので、無理なくスタートできます。
毎月5,000円の積立でも、年6万円。20年で120万円以上を積み立てられます。

将来の教育費や老後資金など、長期的な目標に向けての資産形成に最適です。

3. 忙しくて投資に手間をかけたくない人

投資と聞くと、「毎日株価を見る」「タイミングを見て売買する」といったイメージを持つ方も多いですよね。

つみたてNISAでは、一度設定すれば自動で毎月積立が行われる“ほったらかし投資が基本。
仕事や育児で忙しくても、知らない間に資産が育っていく仕組みです。

4. 銀行預金ではお金が増えないことに不満を感じている人

超低金利時代の今、銀行預金の利息はほぼゼロに等しい状況です。

たとえば100万円を1年間預けても、利息は数十円ほど…。
一方で、つみたてNISAでしっかりと分散されたファンドに長期投資すれば、年3〜5%の運用益を目指すことも十分可能です。

「ただ預けておくのはもったいない」と感じている方にとって、つみたてNISAは有効な選択肢となるはずです。

5. 税金の負担を減らしながら資産を増やしたい人

通常の投資では、利益が出るたびに20.315%の税金がかかります。
でも、つみたてNISAは運用益がすべて非課税

つまり、同じように運用しても、つみたてNISA口座のほうが手取りが多くなるということです。
税金がかからない=その分、資産形成のスピードもアップします。

6. 将来のためにコツコツお金を貯めたい人

「老後資金が2,000万円必要」「子どもの大学費用が○百万円」など、将来の支出に不安を感じていませんか?

つみたてNISAは、目的を問わず自由に使えるお金を増やすのに最適な手段です。
積立を続けることで、気づいたときにはまとまった金額になっているはず。

「何かのため」に備えながら、日々の生活には負担をかけずにお金を増やせる——そんな制度がつみたてNISAなのです。

りりぃ@ファイナンシャルプランナー
りりぃ@ファイナンシャルプランナー

もし「投資って難しそう…」と感じているなら、それこそがつみたてNISAを使うべきサインかもしれません。
制度がシンプルで、選べる商品も絞られているからこそ、迷わず始められます!
まずは100円、1,000円と、少額からスタートしてみてはいかがでしょうか?


【完全ステップガイド】つみたてNISAの始め方

ここでは、初心者の方がつみたてNISAを無理なく・迷わず・安心して始められるように、ステップごとに詳しく解説していきます。

はじめての投資でも、以下の5ステップを順番に進めれば、問題なくスタートできますよ!

ステップ①:証券会社を選ぶ

まず最初に行うのは、つみたてNISAを運用する「証券会社(金融機関)」を選ぶことです。

つみたてNISA口座は1人1口座まで。開設後に変更するのも手間がかかるため、慎重に選びましょう。

証券会社選びのポイント

  • 取扱ファンド(銘柄数)が豊富か
  • スマホアプリが使いやすいか
  • 積立頻度が柔軟に選べるか
  • ポイント連携(楽天ポイント、Tポイントなど)があるか
  • サポート体制が整っているか

人気の証券会社3選

証券会社特徴
楽天証券楽天ポイントが使える&貯まる、UIが直感的
SBI証券取扱銘柄最多。細かな積立設定が可能
松井証券サポートが丁寧で、投資初心者にやさしい設計

特に楽天証券やSBI証券は、ネット上の口コミ・実績ともにトップクラス。はじめての投資にも安心です。

ステップ②:証券口座を開設する

証券会社を選んだら、次はつみたてNISA対応の証券口座の開設です。最近はスマホで10分ほどで申し込みが完了します。

口座開設に必要なもの

  • マイナンバーカード+本人確認書類(運転免許証など)
  • メールアドレス
  • 銀行口座情報(入金用)

申し込みが完了すると、本人確認や税務署の確認などがあり、つみたてNISAの利用開始までに2〜3週間程度かかることもあります。

時間に余裕を持って、早めに申し込んでおくのがおすすめです。

▼楽天証券はこちらから

▼SBI証券はこちらから

▼松井証券はこちらから

ステップ③:つみたてNISA口座を申し込む

証券口座を作ったら、つみたてNISAを使うためにNISA口座(非課税口座)の開設申請を行います。

証券会社の画面上で「つみたてNISAを申し込む」というボタンをクリックするだけでOK!

注意点

  • NISA口座は1人1口座のみ(どこか1社だけ)
  • すでに他社でNISA口座を開いている場合、金融機関の変更手続きが必要
  • 一度つみたてNISA口座を開設すると、年内は他社へ変更できない

申請後、税務署の確認が入り、最短で1〜2週間、長いと1ヶ月かかるケースもあるので早めの手続きをおすすめします。

ステップ④:投資信託(ファンド)を選ぶ

つみたてNISAでは、投資対象として「投資信託(ファンド)」を選びます。
ここが一番「迷う」ポイントかもしれませんが、ポイントを押さえれば大丈夫です。

ファンド選びの基本ルール

  • 手数料(信託報酬)が低いものを選ぶ
  • 世界分散や米国株など、長期的に成長が見込める資産に投資する
  • 過去の実績に一喜一憂せず、長期視点で判断

人気のファンド例

ファンド名特徴
eMAXIS Slim 全世界株式世界中の株に分散投資でき、1本で安心
SBI・V・S&P500米国の大型企業500社に連動。長期右肩上がり
楽天・全米株式(楽天VTI)米国全体に分散投資。シンプルな王道商品

「どれが正解か」ではなく、自分が納得できるファンドを選び、続けることが何より大切です。

ステップ⑤:積立金額と積立頻度を設定する

最後のステップは、毎月どれくらい投資するか、そしてどのタイミングで買うかを設定することです。

積立金額の目安

  • 最低:100円〜
  • 標準:月5,000円〜1万円
  • 上限:年間120万円(月10万円)

はじめての方には、無理のない金額(月3,000円〜5,000円)からスタートするのがおすすめです。続けることが最重要です。

積立頻度の違い

  • 毎月積立:もっともシンプル。初心者におすすめ
  • 毎日積立:購入価格をより平均化しやすい
  • ボーナス月に増額なども設定可能(証券会社による)

積立の設定が完了すれば、あとは放っておいても自動で積み立てが行われます。本当に手間いらずで投資できるのが、つみたてNISAの魅力ですね。

つみたてNISAの運用を成功させる3つのコツ

1. 途中でやめない「継続こそ最強」

投資の世界で最も重要なのは、「続けること」です。

つみたてNISAは、価格が上がったり下がったりする投資信託を毎月購入していくスタイルなので、短期的には含み損(マイナス)になることも珍しくありません。

ですが、投資は長期になればなるほど、価格変動リスク(ブレ幅)が平均化されていきます

たとえば、リーマンショックのような金融危機があっても、その後回復して株価は上昇を続けています。10年、20年という長期スパンで見れば、短期の損失は小さな波にすぎません。

価格が下がったときほど「多く買える」チャンス!
「不安だから売ろうかな」と感じたときこそ、「買い時」である場合もあります。
自分の中でルールを決め、「継続すること」を第一に考えましょう。


2. 商品は絞る「迷う時間を投資に使おう」

「全世界株式と米国株、どっちがいいの?」
「何種類か分散した方がいい?」
このようなご相談をよく受けますが、つみたてNISAでは、むしろ商品を絞ったほうが運用はラクで効率的です。

なぜなら、つみたてNISA対象のファンドは、すでに分散投資が組み込まれているから。

たとえば「eMAXIS Slim 全世界株式」なら、日本・米国・ヨーロッパ・新興国の株式に分散されていますし、「S&P500」もアメリカの代表的企業500社に分散されています。

つまり、「1本選べば十分」なんです。

複数のファンドを持つことでパフォーマンスが逆に下がってしまう可能性や、リバランス(比率調整)の手間が増えることもあります。

迷ったら「全世界株式インデックス」か「S&P500連動型」でOK!
商品選びに迷う時間を、家計の見直しや積立額の調整に回した方が効果的です。


3. 無理のない金額で始める「生活が最優先」

つみたてNISAの年間非課税枠は120万円、つまり月10万円まで投資できます。
ですが、はじめての方が最初からその上限まで使う必要はまったくありません。

最初の1年目は「習慣化する」ことが最大の目的と考えましょう。

無理に高い金額を積み立てると、急な出費で「一時停止」や「売却」するリスクが高まります。
それでは本末転倒。投資は「続けること」に意味があります。

たとえば、

  • 毎月3,000円の積立でも、年36,000円
  • 10年で36万円+運用益
    この金額でも、0から始めた人にとっては大きな一歩です。

少額でもOK!「自分が続けられる金額」がベスト
収入や家計のバランスを見ながら、「生活に支障がない範囲」で設定しましょう。
子どもの手が離れた、転職して収入が増えた、ボーナスが出た、などのタイミングで増額することも可能です。


【筆者の実体験】1年目で感じたつみたてNISAのメリットと気づき

私がつみたてNISAを始めたのは、「このまま貯金だけで本当に大丈夫なの?」という不安がきっかけでした。
銀行に預けても利息はわずか数十円。そんな中で「少額でも資産運用できる仕組み」として、つみたてNISAに興味を持ちました。

当初は楽天証券を使って、eMAXIS Slim 全世界株式に月1万円を積立。知識も経験もほとんどありませんでしたが、アプリで設定してしまえば、あとは自動で積み立ててくれる“ほったらかし運用”が本当にラクでした。

1年後、ふと評価額を確認すると、運用益は約+4%になっていました!
大金ではないけれど、「自分のお金が働いて増えてくれている」ことが、何よりもうれしかったです。

また、投資を始めたことで、ニュースや経済に興味を持つようになり、お金との向き合い方も前向きに変化しました。

始める前は不安でいっぱいでしたが、今は「もっと早く知っておけばよかった」と感じています。
最初は月1,000円からでもOK。少額であっても、未来への大きな一歩になります。


まとめ|つみたてNISAは「貯金よりお得な新常識」

つみたてNISAは、誰でも・少額から・非課税で資産形成できる、最高の仕組みです。

  • 投資初心者にもやさしい制度
  • 毎月100円からスタート可能
  • 長期で運用すれば資産を効率的に増やせる
  • 損益が出ても税金はかからず、安心して続けられる

「お金に働いてもらう時代」は、もう始まっています。

迷っている方も、まずは口座を開設してみることから始めてみませんか?


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