出産後は子供1人に対して児童手当をもらうことができます。第3子以降は金額も倍額になるので、ぜひ産後にすぐに申請しましょう!子供の教育は大学卒業までに約1000万~2000万ほどかかるといわれています。そのため、余裕があれば将来の教育費に役立てるために貯金に回せるといいですね。

児童手当は基本的に出生届を出すタイミングでそのまま手続きをすることになりますので、事前に必要書類等の確認をしておきましょう♪
児童手当について
まずは、児童手当の概要を確認しましょう。
対象者
高校3年生までの子供を持つすべての家庭です。
給付される金額
給付される金額は以下の通りです。
期間 | 金額 | |
---|---|---|
第1子~2子 | 3歳未満(3歳の誕生月まで) | 月1万5000円 |
3歳~高校3年生まで | 月1万 | |
第3子以降 | 0歳~高校3年生まで | 月3万円 |
手続きに必要なもの
手続きに必要なものは以下の通りです。事前に確認しておきましょう。
✅ 申請者(生計中心者※)の振込先の口座番号
✅ 申請者(生計中心者※)のマイナ保険証(年金加入証明書が必要な場合もあり)
✅ 母子手健康手帳(必要な場合のみ)
✅ 児童手当認定請求書
✅ 配偶者のマイナンバーカード(なければ運転免許証などでも可)
✅ 印鑑(必要な場合のみ)
※生計中心者とは父母のうち所得が高い人になります。
手続き時期、手続き先
手続きは、出産後できるだけ早く行いましょう。手続き先は住んでいる市区町村の役所の担当窓口(子育て支援課、子供育成推進課、子供課、児童福祉課など)です。
手続きをした翌月分からの給付になるため、申請が遅れてしまった場合、もらい損ねてしまう可能性があります。そのため、出生届の提出と同日に申請をしましょう。電子申請ができる自治体もありますのでご活用ください。
給付時期
もらえるのは年に6回、偶数月になります。手続きをした翌月から、前月分までまとめて10日前後に振り込まれます。
手続きの流れ
具体的な手続きの流れは以下の通りです。「出生届」の提出と同日に行いましょう。産後のママは体調が優れないと思うので、パパに行ってもらえるとスムーズです。
①出産後
住んでいる市区町村の役所に「出生届」を提出します。出生届の提出期限は生まれた日から14日以内です。
②出生届提出後
出生届を提出したあと、そのまま役所で児童手当の申請の手続きをします。
③申請後
手続きの翌月からの分が偶数月に前月分までがまとめて振り込まれます。
これだけは知っておいてほしい注意点
事前にこれだけは知っておいてほしい注意点を紹介します。
手続きをした翌月分からしかもらえない
「出生届」とは別に手続きを行い、手続きをした翌月分から支給されます。申請が遅れてしまうと、その分はさかのぼってもらうことはできませんので注意してください。
月の後半に出産した場合はその月の間に申請することが難しい場合があります。そのため、「15日特例」という制度があり、誕生の翌日から15日以内に申請して認定されれば、誕生月に手続きをしたとみなされます!
振込口座は申請者名義が原則
振込口座は申請者名義のものに限られます。そのため、申請者はパパだけどママの口座に振り込みたいといったことはできませんのでご注意ください。
まとめ
今回の記事では育児手当について概要と手続き方法、注意点を説明しました。
育児手当は子供が高校3年生になるまでの18年間も給付してもらえる制度です。教育費はとても高額になりますので、将来の教育費に充てるために貯蓄するなど、夫婦で使い方を相談しておきましょう!
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