こんにちは、ファイナンシャルプランナーのりりぃです!
妊娠してから出産までに妊婦検診や出産ににかかる費用など実際どのくらいかかるんだろう?と気になっている方もいると思います。
妊婦検診や出産にかかる費用を助成してくれる制度もありますが、残念ながら無償になるわけではありません。
今回は私が実際に妊娠・出産にかかった費用をまとめましたので紹介します。
どのくらいかかるのか参考にしていただき、あらかじめ知っておくことで少しでも安心して出産に挑めるようにしてもらえればと思います!

この記事は以下のような方におすすめです☆
- 妊娠・出産にかかるリアルな費用が知りたい方
- 無痛分娩を検討中で費用面が気になっている方
- 妊娠・出産に備えて家計を準備したいプレママ・プレパパ
- 出産にかかる費用の内訳を具体的にイメージしたい方
結論:実際にかかった総額!
私は無痛分娩での出産でしたので、自然分娩の場合より費用は高くなってしまいましが、結論からいうと、
助成金を引いた実際にかかった自己負担額の総額は…
189,180円でした!
大まかな内訳は次の通りです。
- 妊婦検診費用:46,310円
- 無痛分娩・入院費用:142,870円
以外と高かったですか?
それとも思ってたより高くなかったですか?
妊娠する前の私は絶対に「高すぎ!」と思っていましたが、
妊娠してからいろいろと費用を調べていたので、このくらいの額はかかると把握していたので、すんなりと受け入れることができました。
とはいえ、やはり高いなというのが本音です…。
ではそれぞれの詳細と費用の明細を紹介しますね。
妊婦検診の詳細と費用の明細
まず、私の妊婦検診の詳細と費用の明細を紹介します。
妊婦検診は妊婦検診の助成も利用していますので、一緒にご説明します。
妊婦検診費の助成とは
妊婦検診にかかる費用の一部を自治体が助成してくれるという制度をご存じでしょうか?
妊婦検診にかかる費用は保険適用外になり、全額自己負担となります。
全額自己負担だととても高額になってしまうので、費用を助成してくれるという制度があります。
これはあくまで助成するというものなので、無料になるわけではありません。
また、回数も自治体によって異なる場合もありますが、基本的に14回分となります。
妊娠確定後の母子手帳の交付時にこの助成の補助券をもらうことができるので、妊婦検診時に補助券を渡し、助成後の費用を支払うことになります。
今回ご紹介する費用はこの助成後の自己負担額の総額になります。
私の妊婦検診について
私は妊婦検診に合計で16回通院しました!
自身で行った妊娠検査薬での妊娠発覚後に1産院に行き、この1回目で妊娠していることを確認いただき、2回目で心拍の確認ができたので妊娠の確定をしてもらいました。
その後、定期的に検診に行き、出産予定日がから6日遅れで出産となりました。
妊娠確定後の妊婦検診費の助成の補助券をもらってから出産までに14回の通院だったので、補助券をすべてちょうど使い切るかたちになりました。
妊娠確定前にの補助券なしの検診も2回だけで、妊娠期間中は母子ともに特に問題もなかっため、一般的な妊婦検診の回数で済んでいると思います。
では、この妊婦検診の16回分の費用の内訳を紹介します。
妊婦検診費の自己負担額の明細
妊婦検診16回分の自己負担額は次の通りです。
補助券なしの時は全額自己負担、補助券ありの時は助成後の自己負担額で、16回分の合計は46,310円でした!
検診の日によっては、超音波検査のみの場合や、胎児スクリーニング検査(超音波検査より詳しく検査するもの)、心電図に血液検査もあったり、助産師外来だけだった日もあるため、費用はバラバラですが、平均で毎回3,000円程度の自己負担となりました。
回数 | 金額 | 妊婦検診助成 |
1回目 | 3,700円 | 補助券なし |
2回目 | 1,870円 | |
3回目 | 3,430円 | 補助券あり |
4回目 | 1,590円 | |
5回目 | 3,180円 | |
6回目 | 3,590円 | |
7回目 | 3,000円 | |
8回目 | 1,000円 | |
9回目 | 3,590円 | |
10回目 | 3,180円 | |
11回目 | 1,590円 | |
12回目 | 1,000円 | |
13回目 | 3,500円 | |
14回目 | 3,090円 | |
15回目 | 4,500円 | |
16回目 | 4,500円 | |
合計 | 46,310円 |
私は補助券をちょうど使い切り、追加検査などもなかったため、費用はだいぶ抑えられたかなと思っています。
とはいえ、5万程度はかかったので、基本は5万程度、追加検査などがあればそれ以上かかると認識しておいたほうが安心です。
無痛分娩の詳細と分娩・入院費用の明細
次に、私の無痛分娩の詳細と費用の明細を紹介します。
出産費用は出産育児一時金を差し引いた金額になりますので、制度についても一緒にご説明します。
出産育児一時金とは
妊婦検診費と同じく出産費用に掛かる費用も保険適用外となります。
そのため、出産費用がとても高額になるので、健康保険から出産育児一時金として50万円が支給されます。
出産費用が50万円を超えた場合は超えた分を自己負担、50万円未満の場合は差額分を受け取ることができます。
私は無痛分娩だったので50万円を超えました。
そのため、今回ご紹介する費用はこの出産育児一時金の50万円を差し引いた自己負担額の総額になります。
私の無痛分娩・入院について
私が出産した産院は無痛分娩に対応している産婦人科専門のクリニックです。
無痛分娩の際に実施いただいた処置としては以下の通りです。
- 陣痛促進剤(少量)
- 局所麻酔
- 会陰切開・縫合
出産後の入院日数は5日間(4泊5日)でした。
また、病室はトイレとシャワー付きの個室になっており、入院中にはフレンチ料理の提供やアロママッサージをしてもらうことができます。
そのため、総合病院に比べると少し費用は高いほうだったと思います。
では、実際にかかった出産と入院費用の内訳を紹介します。
無痛分娩・入院費の明細
無痛分娩と入院にかかった費用の総額は642,870円で、そこから出産育児一時金の50万円が差し引かれるので、自己負担額は142,870円でした。
費用の内訳は次の通りです。
内訳 | 金額 |
入院予約金 | 5,000円 |
分娩料 | 405,910円 |
新生児管理保育料 | 86,300円 |
検査・薬剤料 | 25,970円 |
処置・手当料 | 56,390円 |
その他 | 51,300円 |
産科医療補償制度 | 12,000円 |
合計 | 642,870円 |
入院中も母子ともに特に問題なかったので、追加での診察などはありませんでしたが、やはり自然分娩に比べると自己負担額が多くなります。
自然分娩の場合は50万円以内に収まることが多いので、無痛分娩の場合は自己負担額10万~20万程度かかると認識しておくと安心です。
まとめ:無痛分娩を選んだ妊娠〜出産の費用は想像以上?でも事前準備で安心!
無痛分娩での出産は、自然分娩に比べてどうしても費用が高くなりがちですが、助成制度や出産育児一時金を活用することで自己負担を大きく抑えることができます。
今回、私が実際にかかった費用は以下の通りでした。
- 妊婦検診の自己負担額:46,310円
- 無痛分娩・入院の自己負担額:142,870円
- 合計:189,180円
もちろん、地域や産院の方針、妊娠経過によって金額は変わってきますが、大きなトラブルがなければ20万円前後を見積もっておくと安心かと思います。
また、あらかじめ助成制度や給付金について理解しておくことで、急な出費にも慌てずに済みます。
私自身、妊娠中は不安なことも多くありましたが、「どれくらい費用がかかるのか」が明確になるだけで心に余裕が生まれました。
これから妊娠・出産を迎える方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!
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