最近は物価も上がり、買い物のときに商品の価格をみて驚くことがあります。「今月の出費が結構あったな」「貯金が全然貯まらない」など、物価高の影響を感じているかと思います。いつまで続くか分からない物価高の中、お金を貯めるためにも、まずは家計の出費を見直してみましょう。
今回は、「ラテマネー」の見直しについて紹介します。

最近、コンビニにいくとおにぎりの値段などがとても高くなっていて、買うのに気が引けるようになりました…。100円ローソンももう100円じゃない…。
ラテマネーって?
ラテマネーとは、その名の通り、「1杯のラテのお金」という意味で、日常の小額な出費のことをいいます。 例えば、自販機で買う飲み物や、コンビニで買う飲み物やスイーツやお菓子、レジ袋、ATMの手数料などがあります。
共通しているのは小額のため「本当に必要な出費なのかを考えずに無意識に買っているもの」になります。高額なものを買うときは買う前によく吟味されると思いますが、小額なものに対してはあまり意識していないことが多いです。小額であっても積み重なれば大きな出費になっています。
このラテマネーが節約できれば、数年後には大きな差ができますので、家庭のラテマネーを見直してみましょう。
ラテマネーを見直そう
ラテマネーを節約するためには、まずは自分がラテマネーにあたるもので、どのような出費をしているのかを把握する必要があります。ご自身のラテマネーをリストアップしてみてください。家計簿をつけている場合は、家計簿の出費リストを見てもらうといいと思います。家計簿をつけていない場合は、普段の行動を思い出してみてください。
・会社への出勤時に買う飲み物(自販機、コンビニなど)
・仕事帰りのコンビニで買うスイーツやお菓子
・たまたま見つけたガチャガチャ
・100円ショップでの必要以上の買い物
・はまっているアプリゲームへの課金 などなど
リストアップができたら、その出費が本当に必要かどうかを確認してみましょう。
上記の例では、飲み物であれば、家からか水筒に入れて持っていけば必要なくなりますし、お菓子屋スイーツは食べたいということであればコンビニでなくスーパーで買っておくということもできます。ガチャガチャは面白い商品を見つけたらついやってしまいますが、そのあとは、その商品を放置してしまっていることも多いので、そもそもやらないでいいと思います。また、100円ショップでは「100円だからとりあえず買っておこう」と無駄な出費が増えることが多いので、必要なものだけを買うように買うものリストを用意しておくのもいいかもしれません。スマホのアプリも簡単に課金ができてしまうため、小額だとつい課金をしてしまいがちなので、月何円までなど決めておけるといいです。
もちろん、他人からみたらラテマネーであっても、その人からすると必要経費の場合もあります。毎朝、出勤前に買っているコーヒーは仕事を1日頑張るため、仕事終わりのコンビニスイーツは仕事を頑張った自分へのご褒美など、頻度を減らせる場合は節約にもなりますが、節約を意識しすぎて仕事のパフォーマンスが落ちてしまっては意味がありません。そのため、ラテマネーの考え方は人それぞれでいいのです。
自分の中で本当に必要かどうかが確認できたら、今後は、自分にとって必要でないものは出費しないように意識をしましょう。
ラテマネーの節約でいくら貯金できる?
では、実際にラテマネーを節約することでいくらお金を貯めることができるのか確認してみましょう。具体的な金額を見てみると、節約する意味やもっと節約したいという気持ちも高まると思います。
例えば、会社への出勤時に500円のコーヒーを買っていたとします。週5日×500円で1週間で2500円、1ヵ月を4週間とすると月に1万円、年間だと12万円の節約になります。
毎朝、スタバなどでコーヒーを買っていくのもモチベーションは上がりそうですが、月1万、年間12万円もあれば、他の必要なもものの購入や将来の貯金などさまざまな用途で活用できそうです。
他にも、これまでラテマネーとして出費していたものを計算していくと、かなりの額を節約できることが分かるのではないでしょうか?具体的な数字が見えてくると節約のモチベーションにもなりますね。ぜひ、今日からラテマネーを節約して、必要なものへの出費へ変えていきましょう!
まとめ
今回は、「ラテマネー」について説明しました。
自分のラテマネーを考えてみると思っていた以上に出費していると思います。上でもお伝えした通り、自分にとって必要だと思うものは節約する必要はありません。小額のため「必要かどうか考えずに買ってしまっているもの」について節約ができればいいのです。それは買わなくてもいいものですからね。
一度、ラテマネーを意識しだすと、買い物の際に一旦考えるという癖もついてくると思いますので、今後はどんどん節約の意識が高まると思います。無理をしない程度に楽しく節約をしていきましょう!
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